日記

2017/05/01 Mon

自分の意見が通らないといっては悩み、部下が言うことを聞いてくれないといっては悩みます。 そんな日々は、当たり前の日常ですが、「自分の生きる力」を発揮しているという意味で本当に幸せな日々だったと思います。 吉村哲夫「65歳で司法試験合格 私の勉強…

2017/04/30 Sun

自分が何を欲しているかわからないまま、「こんなはずじゃなかった」と世の中を呪う寂しさほど惨めなことはありません。 自分の欲望さえ満足に把握できない人たちは、何を目指して努力したらいいのかさえ見当がつかない。 すると、いっそうの無力感に襲われ…

2017/04/29 Sat

ちょっと自分のやりたいこと、関心のあることがあったら、本を買ってきて勉強してみるとか、最初はそんな簡単なステップでもいいと思うんです。 そういうことで、学んでいくきっかけになれば、ずいぶん自分の選択肢が広がりますし、いろんなことをやるチャン…

2017/04/28 Fri

言い換えると、型どおりにしないといけないという意識が、日本では強い気がするんですね。 そうなると、方向転換することや違うことをやってみることのハードルがすごく高くなってしまって、一度決めたことは変えられないとか、コースは変えられないとなりが…

2017/04/27 Thu

どうしても学校へ行かなければならない、となると、ずいぶん幅が狭くなってしまうので、少しその点は自由に考えてもいんじゃないかと。 あまり「日本は」という言い方は好きではないのですが、海外でいろいろなものを見てくると、日本での、「きちんと型には…

2017/04/26 Wed

ぼくはたまたまこういうこと(独学)を、高校とか大学とか根幹の学校教育のところでやりました。 けれども、そういうところでなくても、趣味の世界だったり、副業だったり、あるいは次の違う職業に就くための勉強だったり、いろんなところで、勉強したいと思…

2017/04/25 Tue

独学に向き不向きはあるのだろうか、と聞かれることがあります。 性格的なものは、ある程度あるだろうと思いますね。 独学のメリットは、繰り返しになりますが、自分で自由にペース配分を決められるということです。 けれども、一方では、誰もペース配分を強…

2017/04/24 Mon

シャバットは肉体的あるいは精神的に努力をしないという意味での急速それ自体ではない。 それは人間と人間との間、および人間と自然との間に完全な調和を回復するという意味での休息である。 なにものも破壊されてはならないし、なにものも建設されてはなら…

2017/04/23 Sun

シャバット(安息日)は喜びの日である。 というのはその日に人は十全に自分自身となるからである。 そのためにタルムードはシャバットをメシアの時代の先駆けと呼び、メシアの時代を終わりなきシャバットと呼ぶ。 それは財産や金が嘆きや悲しみと同じくタブ…

2017/04/22 Sat

頭の中にぼんやりしたものがあるだけではそれを形にすることは出来ません。 表現のもとになるもの、表現しようとするもののイメージをはっきりさせておかないと、心の外へは持ち出せないのです。 設計図がないと、ちゃんとした家が建たないのと似ています。 …

2017/04/21 Fri

きちんとわかったのか、わかったと思っただけなのかは、一度その内容を自分の言葉で説明(表現)してみるとたちまちはっきりします。 表現するためには正確にわかっている必要があるのです。 ぼんやりとしかわかっていないことは、自分の言葉にはできません…

2017/04/20 Thu

誰だったか忘れてしまって引用できませんが、ある有名な日本画家が絵の極意は対象をひたすら見ることだ、と述べていました。 とにかくひたすら見よ、というのです。 ひたすら見ることで、対象がだんだん「見えてくる」というのです。 よく見えれば、よく描け…

2017/04/19 Wed

ちゃんとわかったかどうかは一度自分で実際に行動に移してみないとなかなかわからないものなのです。 筆者の考えでは、わかるとは運動化することです。 わかっていることは運動に変換できますが、わかっていないことは変換できません。 運動といわれるとピン…

2017/04/18 Tue

学習の過程は、世界に対してある様式で結びついている学生にとっては、まったく異なった特質を持っている。 まず第一に、彼らは一連の講義に、たとえそれが第一回の講義であっても、白紙の状態で出席することはない。 彼らはその講義が扱うはずの諸問題につ…

2017/04/17 Mon

持つ様式の学生はただ一つの目標しかもっていない。 すなわち〈学んだ〉ことを固守することであって、そのためには彼らはそれをしっかり記憶にゆだねたり、筆記を大切に保存したりする。 彼らはなにか新しいものを生み出したり、創造したりする必要はない。 …

2017/04/16 Sun

自らが自律的に倫理規範を創始することは、その倫理規範が自らの内面を規制することである。 その倫理規範のもとに人々は自由に行動する。 その行動を外的に規制するものとして法が存立している。 倫理規範と法が対立すれば、人々の自由な行為は阻害され、そ…