自分が感じたことを人にもわかるように伝えるのはひどく骨の折れる作業だ。余すことなく伝えようとすrば逃げ水を追うような話になってしまい、端的に伝えようとすると紋切り型の決まり口上になってしまう。「それだけじないんだけどね。。。」

そのときはうまく言葉にできなかったものを表現できる言葉に出会ったときは、いつだってたいてい時間が経ちすぎていて、そのことを話しても「そういうこともあったね」で終わってしまう。今だってきっとそうだ。

頭のなかではぼんやりとしたイメージがあるのに、それを言葉にしようとするとたちまち雨散霧消してしまう。あるいは身体がついていけない。